話し声を文字起こしし、それをモールス信号に変換するアプリ「モールス信号変換機」を作ってみました。無料です。ブラウザアプリですので、スマホでもPCでも、お好きな端末で遊ぶことができます。
▽ モールス信号変換機 - Morse Converter
https://musemyuzu.com/flask/speech-to-morse/
YouTube動画でも紹介しています
▽ ソースコードはこちら
https://github.com/MuseMyuzu/FlaskWithOpenAI
遊び方
右下のボタンを押すと録音マークが点灯し、録音が開始します。しゃべり終わったらもう一度同じボタン(送信マークに変わっている)を押すと録音が停止し、文字起こしが始まります。
文字起こしされた文字が表示され、返答としてそれをモールス信号に変換したものが返ってきます。また、それに応じた音声も流れ始めます。
「・」は短点、「ー」は長点です。ちなみにモールス信号の対応表はhttps://www.benricho.org/symbol/morse.htmlなどを参考にしてください。
記号の意味
返答内に、モールス信号以外の記号が出てくることがあります。基本は無視でいいですが、気になる方は読んでください。
[ ]
モールス信号に直せない・直さない記号は元の文字を[ ]で囲んでいます。
例). 。" # $ % など
例えばピリオドはモールス信号に直さないことにしているので[.]と表示されます。(ピリオドに相当するモールス信号は存在しますが意図的に変換していません)
/
スラッシュは、元の文の半角スペースを直したものです。「a b」なら「・- / -・・・」となります。
英語の単語と単語の間に相当するため、再生される音声で間がとられます。
言語選択バー
左下のバーで「日本語(Ja)」か「英語(En)」を選択します。正しく選択すると精度が上がります。ただし、ぶっちゃけ日本語モードで英語を話しても問題なく動きます。
音量バー
再生されるモールス信号のボリュームを調整できます。左に振り切ればミュート。
全画面
右上の四角いマークで全画面モードにできます。スマホの場合は表示されません。
設定
設定ボタンを押すことで飛べます。遊び方、注意点、リンクなどを確認できます。
モールススピード
5段階で調整でき、左にするほどモールスが速く、右にするほど遅くなります。最速でも聞き取れる人はいるのかな?
メニュー
左上の三本線(通称、ハンバーガーメニュー)を押すとメニューが表示されます。次回作のTalkGPTへのリンクなどがあります。
注意
内容は保存されません
会話内容、音量バーや言語バーの設定などは保存されません。ページを再読み込みしたり、設定画面に移動したりするとデータはリセットされます。
音声が送られます
録音音声は私の契約するサーバーに送信され、そこで文字起こしが行われます。音声はこのアプリ以外には使用せず、文字起こしが終わればすぐに削除するのでご安心ください。
ライセンス
ソースコードは GPL 3.0 です。
アプリ自体はSNS、ブログ、その他各種サービスで自由に共有・紹介してもらって構いません。
使用ライブラリ
ソースコードの一番上にライセンスが記載されているものは、他者のライブラリや作品を使用しています。逆に、記載のないものは私自身が開発したものorライセンス表記の必要ないプログラムです。
- Flask
https://github.com/pallets/flask
BSD-3-Clause license。PythonとHTML等をつなげてくれるもの。 - チャットボット
https://codepen.io/masa_mf3/pen/WNpjJzM
MITライセンス。ベースの見た目はほぼ変えてません。 - Pykakasi
https://github.com/miurahr/pykakasi
GPL-3.0 License。漢字交じりの文をひらがなのみに変換してくれます。
コメント